病名 | 症状 | 原因 |
― 外部寄生虫 ― ワムシ |
夜になると痒がり騒ぐ。 | ワムシによる吸血。 |
― 外部寄生虫 ― 羽虫(ハジラミ) |
羽根がささくれる・穴が開く。 | 羽虫により羽根を食べられる |
― 外部寄生虫 ― 気嚢ダニ |
息苦しそうな呼吸をする。 | ダニが呼吸器官に寄生。 |
気道炎 | 初期は近づくとかすかにプチプチと言う音がする。元気・食欲に変わりないが、進行すると共に減退する。 症状が進むと開口呼吸をするようになる。(特に激しい運動後酷くなる)さらに、嘴・脚の色が紫色になり、肝臓が腫れる。 |
細菌やウイルス・真菌・トリコモナス等の感染。空気感染。 |
副鼻腔炎 | 初期は、くしゃみ・鼻詰まり。次第に元気が無くなり、顔が腫れ目も炎症を起こす。 | 緑黄色野菜(ビタミンA)の不足。ストレスによる、免疫力の低下。 |
そのう炎 | 生あくびや吐くような動作をし、水分を多く取るようになり水分の多いフン又は下痢をする。そのうが赤くなり、ガスや粘液が溜まる。 | 人間の食べ物を与えたり、挿しえ方法の誤り。 |
食滞 | 羽根を膨らませじっとして、餌がそのうに溜まり胃や腸に流れなくなる。5時間以上経っても多く残っている場合、細菌や真菌が増えそのう炎を併発する。 | 保温や加湿不足・腸炎やカンジタ症。 |
肝臓肥大 | 尿が濃い黄色又は黄緑色になる。場合により下腹部が腫れたり呼吸が速くなる。嘴や脚の色が濃く暗い感じになり、緩く水っぽいフンをしたり未消化の黒っぽいフンをする。 | 細菌やウイルス、真菌等の感染。腫瘍や中毒、栄養性の病気。代謝性のもの。遺伝。人間の食べ物を長期間与える。 |
脂肪過多症 | 首や背中、お腹などに黄色い脂肪がつき動作が鈍くなる。やがて、少しの運動でも開口呼吸をするようになる。羽根が抜けやすくなり、水分を多くとるようになる。 | 過食や運動不足。代謝異常 。 |
甲状腺機能低下 | シナモン文鳥に比較的多い。脚や指の表面が白くガサガサになり、少食でも脂肪が蓄積さる。寒さに弱く、羽毛が抜けやすく生えにくい。甲状腺が腫れる。 | 先天的のもの。ヨード不足。 |
白内障 | 3歳以上の白文鳥に比較的多い。初めは片方が、しばらくしてもう片方も発症する。 瞳孔から見えるレンズの部分が白く濁る。 |
遺伝やホルモン関係。原因は不明 |
栄養性脚弱 | 手乗りヒナの挿しえ中に多い。飛ぶ練習をし始める生後2ヶ月前後に発症が多い。 | さし餌の栄養が足りない。 仕方が間違っている。 (ムキ餌のみ・水分が多すぎ・作り置きして腐敗したような餌) 保温が足りなくてヒナ自身の消化・吸収能力の低下。遺伝やホルモン関係。原因は不明 |
毛引き症 | 自分で羽毛を抜いたり折り曲げる。同じ部分にだけ執着して抜く。寄生虫や、内臓疾患による痛みの場合あり。癖になると治りにくい。 | ストレス。原因不明。 |
てんかん様発作 | 白文鳥に比較的多い。ククッキュ〜と言う声を出しながら、力なく眼を閉じ全身の力が抜ける。精神的な負担から起きる。年齢的に若鳥よりも高齢な鳥が、雌より雄に多い。 | 文鳥特有 原因不明。 |
卵管脱 | 卵管が総排泄腔から出る。産卵時に卵の周囲に貼りついて出てくる。脱肛と同じような状態。 | 卵が詰まり産卵に必要以上、時間がかかりいきんでしまう。 |
脱肛 | 肛門の粘膜が出て、赤く腫れる。 | 産卵期のいきみが原因。 |