『君は強い女(ひと)だから。。。』
本当に強い人が・・・この世に何人居るんだろ?
一緒に生活を始めて・・・いつか必ず訪れる「別れ」
頭では分かっていても、大切にしている者が居なくなって
「孤独感・絶望感」を持たない人は、きっと。。。ひとりも居ないと思う。
大切に想えば想うほど。。。居なくなった悲しみは大きい物になる。
それまで その事へ費やして来た時間(とき)が
空白の空間(とき)へと変る
生きて行く事への 力を与えてくれた「ぴいすけ」
私は大切なこの子達を失った時
生きて行く事が辛く…息をする事さえ上手く出来ず
断片的にしか記憶も無く…思い出す事さえ出来ず 自責の念にかられた。
「もぅ…駄目だ」
そう思った時…瀕死の状態で「ダイ」が私の元へ帰って来た。
私の顔を見るなり、一生懸命 話しかけてくる。。。
餌を食べる力も弱々しく…明らかに衰弱している様子が伺える中
それでも 必死に生きようとしている姿が、私の心を痛く貫く
辛い事から逃げ…忘れてしまう事が出来れば、とてもラクかも知れない
でも…その子らが、自分に教えてくれた沢山の事
純粋無垢に…何の見返りも求めず、与えてくれた優しさ
時には笑いを そして、愛しみ癒してくれた事
それらを『忘れない事』。。。それが一番大切なのではないだろうか?
『ママは独りじゃないよ?僕(ダイ)が いつも傍に居るよ?みんなもそうだよ』
『そうだね…きっと いつも傍に居てくれる。ずっと…いつまでも 忘れないから』
〜 忘れないで 〜
泣く事…涙を流す事を。
耐える事だけが「強い人間」じゃない
「悲しい時・辛い時」我慢をすると笑う事…笑い方さえ忘れてしまうから
辛くても・苦しくても…貴方はひとりじゃない。
『いつも貴方の傍にいる』